桂林(Guilin)1990.2/2001.5
  都市の真ん中にこの様な岩があるのが面白い。
写真は全て1990年のもの。
  象鼻山という山。象の鼻に似ていることから名前がついたが、本当に似てるか? と疑問を持つ方のために象も用意されています。
  ■桂林について■
この街はすれている。とよく言われます。ここに来た旅行者は殆どだれもが何らかの被害にあっている様です。僕も被害にあいました。1990年の事です。空港から利用した民航バスの乗務員にホテルを紹介され、半額で泊まる事が出来たのは良かったのですが、部屋までついてきて「ご飯食べましたか?」だと。「そーら来た」と警戒して断ったのですが、結局食事を奢らされました。それでも、ホテルに定価で泊まるよりは安かったので大した痛手はありませんでしたが、後日川下りの船の中で会った日本人はみんな絵を買わされていました。これは痛そうです。
そんなことがあったせいかどうか、1999年と2001年のGWに行ってきましたが、桂林は素通りで陽朔に滞在しました。陽朔はおすすめです。桂林は交通手段を確保する以外に価値はないと思います。

■交通■
鉄道の駅・バスターミナル・民航ビルがそれぞれ徒歩10分くらいの所に集まっているためどの交通手段を使うにせよ、比較的便利に利用出来ます。
バスターミナルからは広州・竜勝・資源・南寧・北海などへの高速バスが走っている他、広州行きの空調寝台バスも多数あります。普通の寝台バスも各地に沢山走っています。
列車の切符は桂林-昆明間が取りにくいことで有名です。さすがにこの区間をバスで走るのはしんどいと思うので、切符が取れない場合は柳州(バスで2時間強)や南寧に一度立ち寄り、そこから昆明行きを手配すればなんとかなると思います。
陽朔へのバスは鉄道駅の前の広場から出ています。1時間半。今なら駅前の道路工事のためもっとかかる可能性もあります。
空港へは民航バスで30分。バスは民航ビルから出ています。また空港からのバスは鉄道駅を通るのでそこで下車出来ます。民航ビルは鉄道駅を出て真っ直ぐに上海路を歩き、10分ほどの所にあります。

■宿■
ゴールデンウィーク期間中に桂林周辺を回りましたが、この時期の中国は大混雑です。桂林は中国最大の観光基地なので、当然大量の観光客がひしめいています。で、宿は急に値上がりします。大体130%増くらい。ホテルは大量にあるので泊まれないという事はないと思いますが、夜遅くの到着はさけたいものです。ゴールデンウイークと夏休みを避ければかなりのディスカウントが可能でしょう。 私が泊まったのは以下のホテルです。
南渓飯店:鉄道駅の正面。ゴミゴミしていてうるさいが値段は良心的。GW期間の直前だったので160元のシングルが80元になった。ツインは定価180元。シャワー・タオル・クーラー・テレビ付き。
華麗酒店:バス駅と鉄道駅の間。シングル定価210元のところをGW特別割り増しで276元。設備は良いがこの値段では泊まる価値なし。
これ以外にもバス駅と鉄道駅の間の中山路にはいくらでもホテルがあります。ある建物全てがホテルと言っても良いくらいです。