黄山(Huangshan)1991.8
  朝早起きして日の出を見た後山を下ります。午前中の方が晴れている可能性が高いようです。
  迎客松と呼ばれる大変有名な松の木です。もう老いていて、今にも倒れそうです。
  ■黄山について■
中国屈指の人気観光地ですので、夏に来ると沢山人がいます。かといって、夏以外に来ると雨が降ったり寒かったりするのでやはり来るなら夏。景観は文句なしですが、僕が行った1991年の時点では施設面 で問題が多くありました。
まず、山の中の公共交通機関がなく、いちいちバスを探してチャーターせねばなりません。幸い僕は日本人のグループと仲良くなったので全部おごってもらいましたが、結構高いです。宿も未整備でした。山頂のホテルは高く、とんでもない所に泊まりました。そして人混み。ロープウェーがあるのですが、朝6時に行ったのに2時間並びました。
あれから随分経ったので大分改善されているとは思いますが覚悟して行った方が良いでしょう。

その昔は山頂まで徒歩で登るしか方法が無かったのですが、今はロープウェーがあります。歩くと8〜10時間かかりますが、山頂に着いたときの感動は大きいでしょう。一般 的なコースは、ロープウェーで山に登り、山頂で一泊して翌日日の出を見て歩いて降りるというものです。

■交通■
上海・南京・杭州など各地からバスがあります。飛行機や列車で行く場合、黄山空港や黄山駅は黄山からバスで2時間離れた屯渓という町にあります。僕は知らずに空港で途方に暮れました。タクシーと交渉したら50元と言われてびっくりしたのですが、2時間かかったので納得しました。屯渓の町にも見所がありますので、一度町まで行ってから交通 を捜した方が良いでしょう。