景徳鎮(Jingdezhen)2001.8
 
景徳鎮の街の真ん中を流れる昌江。立ち並ぶ煙突からは体に悪そうな灰色の煙がモクモク立ち上る。


陶器市場の様子。暑くて商売なんてやってられんという雰囲気。


市場で売っているデカデカの壺。なぜかデカイのばかりが目立って売っていた。


観光するところは少ない。ここ、陶瓷歴史博物館はその一つだが、特に見るべき物はない。緑が多くて人が少ないのがとりえ。

■景徳鎮について■
古くから知られる陶磁器の生産地で、景徳鎮と言えば焼き物の代名詞にもなっています。
典型的な地方都市という感じの街並みですが、目に付くのはあちらこちらで煙を吐いている焼き物工場の煙突です。どの方向を見ても必ず一本や二本は目に入ってきます。街の中には数え切れないほどの焼き物工場があり、また至る所に壺だの皿だのを売る店があります。


■見所■
古い歴史を持つ街なのですが、これと言った観光地はありません。しかし、細い路地に入って行くとその先は迷路になっていて、崩れそうなボロイ家がひしめいていたりして面白いです。メインストリートの珠山中路の北側一帯に古い町並みが広がります。
陶磁器市場はぜひひやかしてみたいところです。街の中心にある広場の東南側一帯に市場が広がっています。
博物館もいくつかあります。街の東南の外れにあるのは陶瓷歴史博物館。珠山中路から3路のバスで終点下車、前方の門をくぐって緑の中の細い道を10分ほど歩いた所にあります。古い街を再現したような所で、何を見ればいいのかさっぱりわからない変な博物館せした。けれど自然があって雰囲気は良いです。隣に昔の陶器作りの工場を再現した博物館もありますこちらは入場していません。
ほかにも行ってないのですが街の中心部には陶瓷館が、街の西の外れには湖田古窯跡などがあります。


■交通■
空港があり、上海・広州・北京に便があります。しかし毎日飛んでいるわけではないようです。空港から街へはシャトルバスがありますが、必ずあるとは限らないようで、運良く有れば5元で街まで行けます。タクシーだと50元と言われました。30分とかかりません。
列車は上海・南京(屯渓経由)とつながっています。来る分には問題ありませんが街から出る場合は切符の入手に苦労しそうです。
バスターミナルは三つあります。街の南西にある長途汽車站がメインのターミナルのようです。列車の駅の前にあるターミナルからも主に南昌・九江方面への高速バスが出ています。他に里郷汽車站(短途汽車站)という郊外専用のターミナルが駅から徒歩20分くらいの所にあります。ここから行きのバスが出ています。

■宿■
ここには宿泊していないので詳しくはわかりません。200元程度の宿なら沢山ありそうです。